低遅延の光ファイバ網を活⽤し、安全・便利な
新世代の公衆無線LAN「OpenRoaming」を提供
【プレスリリース】
報道関係者各位
株式会社Local24
2024年1月25日
株式会社Local24(所在地:京都市中京区、代表取締役会長:廣瀬 丈矩、以下、「Local24」)は、国⽴研究開発法⼈情報通信研究機構(NICT)からの受託事業により、低遅延の光ファイバ網を活用し、安全で利便性の高い新世代の公衆無線LAN「OpenRoaming」を旅館こうろ(所在地:京都市中京区堺町通六角北東角)、喫茶YAOMON(京都市上京区今出川通寺町西入革堂内町522)、ほか木屋町界隈の5店舗で、2024年1月24日から提供を開始します。
OpenRoamingは、一度、接続設定をすれば、世界中の対応Wi-Fiに自動接続でき、新世代の安全な公衆無線LANとして、日本での普及が期待されています。
現状、日本で一般的な公衆無線LANは、場所が変わるとそのたびに、ログイン画面からWi-Fiへの接続設定が必要で、都度パスフレーズを入力しなければなりません。しかも、セキュリティ面でも、劣悪な状況でいつも盗聴やなりすましアクセスポイントのリスクに晒されており、ユーザーが自身で十分な注意を払わなければなりません。
これらの利便性を画期的に改善し、セキュリティ性能を高め、安全・安心して利用できるように進化したWi-Fiが、新世代公衆無線LAN「OpenRoaming」です。
OpenRoamingは、Wireless Broadband Alliance(WBA)による国際的なWi-Fi相互接続基盤であり、Passpointと呼ばれる技術を使用して、公衆Wi-Fiサービスを提供する事業者間でのシームレスな接続を実現する取り組みです。
具体的には、公共の場や商業施設、公共交通機関、学校、宿泊施設などに設置された公衆無線LANのアクセスポイントを、モバイル端末が自動で探知し、認証させる技術を利用しています。セキュリティ面では、強固な認証と通信暗号化を組み合わせて、通信傍受やなりすましといった危険を防ぐことができます。これにより、利用者は安全な環境で公衆Wi-Fiを利用できます。さらに、一度モバイル端末で設定を行えば、以後は手間なしで公衆無線LANに接続できるため、利便性も向上します。OpenRoamingは国際的なWi-Fi接続の標準を確立し、セキュリティと利便性の両面で公衆Wi-Fiサービスを向上させることを目指しています。
Local24は、京都⼤学、東北⼤学、国⽴情報学研究所と共同で、国⽴研究開発法⼈情報通信研究機構(NICT(エヌアイシーティ)) Beyond 5G研究開発促進事業 委託研究課題 JPJ012368C04401(国際共同研究型プログラム)で、「次世代公衆無線LANローミングを⽤いたオープンかつセキュアな Beyond 5G モバイルデータオフローディング」の研究開発を⾏っています。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Local24 担当:黒沢
〒:604-8064
住所:京都府京都市中京区骨屋之町550−2
TEL :075-275-8541 FAX: 075-275-8542
E-Mail:info@local24.jp
企業サイト: https://www.local24.co.jp
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